医療・金融・法律・美容など専門性が問われるジャンルでは、記事の信頼性を高めるために「監修者」を明記するサイトが増えています。WordPressでブログやオウンドメディアを運営している場合、「wordpress 監修者」と検索して表示方法を探している方も多いのではないでしょうか。この記事では、WordPressで監修者情報を表示する具体的な方法と、SEO・EEATの観点で押さえておきたいポイントを整理して解説します。
WordPressで監修者を表示する3つの方法
WordPressで監修者情報を記事に表示する方法は、大きく分けて3つあります。サイトの規模や運用体制に応じて選ぶとよいでしょう。
1. テーマの標準機能を使う
SWELLやJIN、THE THORなど、近年の日本語向けWordPressテーマの多くは「監修者ボックス」や「執筆者ボックス」をカスタムフィールドや投稿タイプとして標準搭載しています。管理画面から名前・肩書き・プロフィール文・画像を入力するだけで、記事内に統一デザインの監修者欄を表示できるため、コーディング不要で始めやすいのが特徴です。
2. プラグインで実装する
使用中のテーマに監修者表示機能がない場合は、カスタムフィールドを追加できるプラグイン(Advanced Custom Fieldsなど)を使い、投稿編集画面に監修者名・プロフィール・資格情報などの入力欄を追加し、テンプレート側で出力する方法があります。柔軟にレイアウトを組める一方、実装にはある程度のPHP・テンプレート編集の知識が必要です。
3. 固定の著者情報として運用する
小規模なサイトであれば、投稿者アカウントのプロフィール欄に監修者情報を登録し、著者表示機能をそのまま監修者欄として使う運用も可能です。ただし「執筆者」と「監修者」は本来役割が異なるため、記事本文中に「監修:〇〇」と明記するなど、読者が両者を混同しないような工夫が必要です。
監修者ボックスに入れるべき情報
監修者欄は、ただ名前を載せれば良いというものではありません。読者が「この人になら安心して任せられる」と感じられる情報を過不足なく盛り込むことが重要です。
- 氏名・肩書き(資格名や役職)
- 専門分野・経歴の要約
- 保有資格や所属団体(該当する場合)
- 監修者本人のSNSや所属先サイトへのリンク
- 監修範囲がわかる一言(記事全体か、特定のセクションのみか)
特にYMYL(Your Money or Your Life、健康・お金・法律など人生に大きな影響を与える)領域の記事では、これらの情報が薄いと「本当に専門家が関わっているのか」を読者にもGoogleにも疑われやすくなります。
構造化データ(schema.org)での設定
監修者情報は、見た目上の表示だけでなく、構造化データとしてマークアップしておくことが望ましいとされています。WordPressでは、Article構造化データのreviewedByプロパティを使って監修者を示す方法が一般的です。Yoast SEOやRank Mathなどの主要SEOプラグインには著者・監修者に関する構造化データ設定項目が用意されているものもあるため、自力でJSON-LDを記述するのが難しい場合は、こうしたプラグインの設定を確認してみるとよいでしょう。構造化データを整えることで、検索エンジンがページの内容と監修者の関係を正しく認識しやすくなります。
監修者表示とEEATの関係
GoogleはコンテンツのGoodユーザー体験や品質評価の観点として、EEAT(経験・専門性・権威性・信頼性)という考え方を検索品質評価ガイドラインで示しています。監修者を明記すること自体が直接的な順位決定要因になるとは断定できませんが、専門知識を要するテーマにおいて第三者の専門家が内容を確認している事実は、記事の信頼性を読者に伝えるうえで有効な要素の一つと考えられています。
とはいえ、監修者欄を設置しても、実際には形だけで内容のチェックが行われていない、あるいは監修者の専門性が記事テーマと合っていない、といったケースでは効果は限定的です。表示方法を整える以前に「誰が」「どの範囲を」「どのように」監修したかを実態として伴わせることが前提になります。
自社に適した監修者が見つからない場合
WordPress側の表示方法が分かっても、そもそも「監修を依頼できる専門家が社内にいない」「毎回個別に探すのは手間がかかる」という運用上の課題に直面するメディア運営者は少なくありません。医師や弁護士、税理士、栄養士など専門資格を持つ監修者との継続的な関係づくりは、記事を書くこと自体とは別のスキルと工数を要します。
こうした課題に対しては、SEOメディア運営者と各分野の専門家(監修者)をマッチングし、依頼から確認までのやり取りを運営側が代行してくれるサービスを利用する選択肢もあります。たとえば「SEO監修者マッチ」(https://supervisor-seo.com)では、ジャンルに応じた監修者を紹介してもらい、記事監修の依頼対応部分を任せることができます。自分で監修者を開拓するリソースが確保しづらい場合は、こうした外部サービスの活用も検討してみる価値があるでしょう。なお、専門家として監修者側で登録したい方向けの窓口(https://supervisor-seo.com/expert-apply/)も用意されています。
まとめ
WordPressで監修者を表示する方法には、テーマ標準機能の利用、プラグインでのカスタムフィールド実装、著者情報の転用といった選択肢があります。表示の見た目を整えるだけでなく、監修者のプロフィール情報を丁寧に記載し、可能であれば構造化データも設定しておくことで、読者・検索エンジン双方に信頼性を伝えやすくなります。もし監修を依頼できる専門家探しに課題を感じているなら、マッチングサービスの活用も含めて、自社の運用体制に合った方法を検討してみてください。